コラム
弁理士の仕事に関する情報を発信していきます

パテントライセンス(3)ニーズ優先
- 2024.09.14
ライセンス
松本奈緒美さんのブログには参考になることが多くあります。
その中の一つにこういうのがあります。
メーカー側の立場:「アイディア1発の企画を持ってこられても、どう対応してよいか困るな」とか、「個人といちいち交渉しているとキリがないし、トラブルも怖い」
このコメントは大変重要です。
「アイデアは新規で素晴らしいとは思うけど、そのアイデアを商品化するにはたくさんの乗り越えなければならない山(安全性、機能性、量産性、コスト・・・)がある。それをやりつつ高いロイヤリティーをライセンサー(特許権者)に支払わなければならない!とりあえずお断りしよう!」というのがお断りとなるパターンです。
では、お断りとならないようにするためにはどうすればいいのでしょうか?
ライセンシーが困っている(解決手段がなくて、クレームが多い。利益率が悪くて、なんとか改善したいがいい方策がない。メンテナンス費用がかかりすぎて経営を圧迫している・・・など)ことにぴったりはまっていれば、「とりあえずの門前払い」にはならないはずです。
これは、ライセンス対象の発明がニーズに基づく発明かどうかです。ニーズに基づく発明であれば、発明が完成したらアクションする企業に提案すれば門戸を開いてくれる確率が高まります。
シーズ(技術のタネ)に基づく発明だと、ニーズを有する企業とマッチングすることに多大なエネルギーが必要となります。企業のドアをいくら叩いてもお断りとなって心が疲弊してしまいます。
発明をしてライセンスを考えている方は是非ともニーズ優先の発明をしてライセンスを成功させてほしいと主ます。

パテントライセンス(2)孫正義さんと松本奈緒美さん
- 2024.09.13
ライセンス
発明によって収入を増やして次のステップに向かうチャンスが期待できます。
ソフトバンクの孫正義さんは、自動翻訳機の発明をシャープにライセンスをして、当時のお金で1億円入手して次のステップに行くための資金を手に入れました。(ゼロから出発した男たち(大下英治著より))
そのほか、個人発明家の松本奈緒美さんがいらっしゃいます。掃除機用ハンディクリーナーの発明をして、多くの企業に持ち込んでも採用にならなかったことがブログに書かれています。最終、アズマ工業株式会社にライセンスをして、契約金20万円と14万個が売れたロイヤリティで数百万円を手に入れられています。アイデアの種は松本奈緒美さんの頭にひらめいたアイデアからでした。まさにゼロが数百万円につながったのです。
松本奈緒美さんの言葉に「発明において、良いアイディアを出すのはもちろん大事ですが、それ以上に「アイディアをどのように現実の商品・ビジネスに落とし込むのか?」が重要で、カロリーの9割以上はこの部分にかかってきます。」がありますが、非常に参考になる言葉です。
個人発明家や零細企業が発明をしてライセンスに結び付いた例を少しずつ調べてみます。
画像は松本奈緒美さんの発明品の「おそうじペン先すーぴい」です(https://toreru.jp/media/patent/810/より)

パテントライセンス(1)
- 2024.09.12
ライセンス
パテントライセンスに関して少し継続して投稿をします。
特許発明のパテントライセンスをご希望のクライアントの企業様がいらっしゃいます。
個人の発明家のクライアント様も幾人かいらっしゃいます。
私は、特許発明の技術を希望される企業様とお話をさせていただくことがしばしばあります。
ライセンス交渉をするためにはライセンシー様(ライセンスを受ける側)とお話をするためには、特許発明を利用したい事業部門の方とお話をすることができれば一番いいのですが、なかなか取り次いでもらえません。大企業ですと本社の受付で丁寧にお断りをされます。
いくら良い発明と思って、ライセンシー様のためになる発明と思ってもライセンシー様にとっては理解をするのに一定の時間がかかり、現在用いている技術と入れ替えるには安全性や機能性等の評価をしなければならず、なかなか積極的に取り組んでもらえないのが現実です。
また、実績がないということも受け入れない理由付けに言われたりします。特許発明であるので、新規であるのは当然なのですが・・・。

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料金プランページをご参照ください。これまで、特許出願は高いという壁は取り払っていただけるはずです。
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